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場数を踏んだ言葉
彼は一人の男をじっと見つめる。
思いつめた表情で屋上に佇む男。
彼には、見慣れた光景だった。

「…やれやれ」
いつもの如く怠惰に腰を上げ、
彼は男に近づく。

男は彼の気配を感じる余地もなく、
ひたすら下を見つめている。

「おいっ」
彼は男の肩に手をやると、乱暴に引き寄せる。






……「死ぬ気になれば、なんだって出来るゼ」
言葉を発したのは男の方だった。

男は屋上を立ち去る。

彼はぽつんと屋上に取り残された。



…彼は場数を踏んだ言葉。
追いつめられた心に、度々登場する。

決まり文句で、また一人生き延びた。
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【2009/03/11 03:39 】 | 創作 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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