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人が死ぬ度、その人のこの世からの喪失を思う度、思い知る
人は、死ぬのだと 人の生は、細胞分裂の営みに過ぎない 高度に進化した人間の知能がそこに 多大なる意味を乗せてきた 生まれて死ぬまでの刹那を たったそれだけを 私たちはなぜか もがきながら足掻きながら 精一杯「生きる」 そんなはずはないのではないかと思うときがある 私たちが今いるここは、 いくつかある世界のうちの一つで、 生まれる前は別の場所にいた 死んだ後もまた別の場所に行く そうなのかもしれない、と そしてそれは私の願望 誰もが生まれてこの方、 たった一人の「自分」と向かい合ってきた 自分自身を愛していようと、 自分自身を大嫌いになろうと、 「自分」へのそこはかとない愛着は誰もが持っているはずだ それが失われるなんて、誰だって考えたくないんじゃないか 少なくとも私はそうだ そんなことばかり考えていると、 自分がどこでもない場所にたった一人ぽつんといるような、 悲しく深く暗く遠い気持ちになる |
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立川談志の訃報を新聞で読み、
思わず え… と声をあげた。 闘病中とは報じられていたし、 「その時」がいつか来るのはわかっていた。 だけどあくまでもそれは 「いつか」だった。 未来の出来事だった。 訃報を読み最初に思ったこと。 …あぁもういないのか、 …どうしよう、さびしい。 訃報を聞いた時だけさびしがりやがって、 談志さんのことなんてよく知らないくせに、 普段談志さんのことなんて考えないくせに、 と思うかもしれない 違う、そこにその人が生きて存在しているというだけで安心するような、 そんな人って、いる。 |
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今回の曲は前回に比べてインパクトに欠けるかな、
なんて思っていたperfume新曲「スパイス」 PV見たら印象が全然変わった この虚ろな空気感、 何か失ったような 抜けた気だるさ すごく素敵 そんな曲自体の印象を変えてしまうようなPV すごい perfumeの表情もいい 扉から覗くかしゆかの顔好き |
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この世界観で何かを書き続けようとしたら、
頭おかしくなってしまいそうで書き続けられなくなっちゃった 特に当てもない物語だったので、まぁいいかな ――――――――――――――――――――――――― 目に見えるものは全て手が届くと思っていた。 比喩ではない。事実を述べているのだ。 片目を瞑る、手を伸ばす。 …ほら掴めた。 水に絵を描こうと思った。 水面に落とした絵の具は、ちららつららりと、水中に絵を描いた。 しかし、水は流動している。描いた絵もすぐに消えた。 水底に落ちて絵の具は、花を咲かせた。 秋の空高く、広いキャンバスに、乾いた刷毛で描いたような雲が映える。 平日の昼下がり、公園には若い母子が目立つ。そのほとんどが銀杏並木に目を細めながら、ようやく涼しくなった秋の日を楽しんでいた。 麟太郎は銀杏並木の下で、銀杏の葉を拾い集めていた。一枚一枚丁寧に重ねながら、銀杏の扇を作っていた。 いくら拾っても、地面を覆う銀杏は尽きない。麟太郎の扇は大きくなる一途である。 ふいに風が吹いた。 公園の銀杏の葉は舞い上がると、大人の背丈ぐらいのところで動きを止めた。 麟太郎は半身になって身構える。 「突撃!」 そう言わんばかりの勢いで、舞い上がった銀杏の葉たちが麟太郎めがけて飛んできた。 少し厚みのある葉の勢いは、効果音をつけるならば「ずばばばば」といったところか。 麟太郎は手でそれを防ぐこともせず、ただ目を閉じて立ち尽くし、その攻勢に耐えた。そして猛攻の中薄く片目を開けて、銀杏の群れのその先を見晴らそうとした。 すると、金色の襲来の遥か向こう側に、人影が見えた。 人影は口元に笑みを浮かべながら、こっちへゆっくりと近づいてくる。 麟太郎はおもむろに右手を伸ばし、迫り来る銀杏から一枚を掴み、それを人影に重ね合わせた。ちょうど人影の首から下に、ワンピースのように銀杏の三角形が重なったところで、麟太郎は手を離す。 そのまま人影は、銀杏のワンピースを纏ってこっちへ向かって来る。 ようやく顔が見えた。由夏だ。 由夏の顔を判別すると同時に、銀杏の攻撃も止んだ。麟太郎はゆっくりと両目を開く。 「由夏」というその少女に与えられた符号を、昔の麟太郎は理解できなかった。「由夏」という字面は麟太郎には、夏の季語だとしか思われなかったのだ。 そのため、今でも麟太郎は、由夏のことをつい「ユカ」と片仮名で認識する。 「由夏」と「ユカ」では圧倒的に違うのだと理解しながらも、それはもはや癖だった。 「麟太郎。銀杏の扇だね。」 銀杏のワンピースをひらひらさせながら、由夏が軽やかに話す。大きな栗色の瞳が、興味深そうに麟太郎に向けられる。 |
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最近の私のぼんやり生きてる感はやばい
頻繁にメールする相手なのに、送信欄に表示された名前を見て、疎遠になった別の人と間違える 昨日のことを、今日のことを、靄の向こう側のように感じたりする 「つらいこと」がないくらい、漠然と生きてる これを「地に足ついてない」とでも呼ぼうか こんな自分不安だ、と思ってたら、 高校卒業したときの日記にも「地に足ついてない」って書いてあった そうか、日記をつけていてよかった 思い出したときに、ひどいと年に一回しか書かなかったりする日記 でも大事だね 自分の感情の記憶ってやつはここにしか残ってないからね |

